タイで工場管理をしています。
総務人事、会計、生産管理、品質管理、営業等、全ての面を見ているため、
業務内容は多岐にわたり、各担当の現地スタッフとの協力が欠かせません。
また、週数日は現地の協力工場や生地屋、取引先を訪問したり、オンラインミーティングをしています。
大学生の時に中国語を専攻しており、中国語を使った仕事に就きたいという思いがありました。
その希望通り、入社して数ヵ月後には中国の工場に赴任させていただきました。
その時に感じたのは、文化背景が異なる人々と一緒に働くことのやりがいでした。
意思疎通の食い違いや問題が発生することも多々ありましたが、それでも一緒にやり遂げた時の達成感は仕事をしていて一番うれしい時です。
今はタイの工場に赴任しておりますが、以前の赴任経験を生かして、日々スタッフと共に仕事に取り組んでいます。
海外で仕事をするにあたって、言葉の壁、文化の違い、仕事の取り組み方等、様々な違いが存在しています。
しかし、日本で仕事もして感じたことは、そういった違いはどこにでもあるということです。
海外にいるとより顕著に感じるだけであって、そのため海外・日本というくくりで考えるのではなく、そういった違いからミスコミュニケーションや間違いが発生しないように、一人一人と向き合って、対応することを心掛けています。
相手の考えを理解した上で、自分の考えを伝えて、同じ方向に向かって動いていく。
その気持ちさえ忘れなければ、誰とどこでだって仕事ができると感じています。
海外にいて特に意識している点を挙げるとすれば、自分一人では何もできないということです。
スタッフがいて動いてくれるから工場を稼働させられるので、スタッフに対しての感謝の気持ちは忘れないように心掛けています。
今も工場の様々な業務に取り組んでいますが、もっと各業務の内容を深く理解したいと思っています。
特に総務・会計関係は、今まで学ぶ機会がなかったので、業務に取り組みながら勉強をしている日々です。
また、営業で様々な会社を回る機会も多く、これもタイの工場に赴任して初めて経験していることです。
対応しなければならない事が多岐に渡り、頭が回らないこともありますが、逆に何でも経験できる非常に貴重な立場だと思っています。
挑戦する意思さえあれば、挑戦させてくれる社風だと思います。
相談にのってくれる先輩や上司ばかりですので、壁にぶつかっても気軽に相談できる環境があります。